追憶の薔薇
Ariabl'eyeS
Album:終劇のロマネスク(M3-38)
Composer、Lyrics:リゼ
Vocal:Rena
目を覚まして
私の愛しき人 また会えたら
枯れたはずの涙も 頬を伝い
少女を包んで 白き肌を彩る一輪の薔薇の花のように
薄明かり灯る部屋に 横たわる棺の中
眠る少女の体 今にも起き上がりそう
幾つもの夜を越えて 思い出す記憶たち
永遠の夢の中 情景は消えない
君の笑顔がまた見たい 穏やかな笑顔を
艶やかな瞳の奥に沈む影
目を覚まして 私の愛しき人
また会えたら
枯れたはずの涙も 頬を伝い
少女を包んで 白き肌を彩る一輪の薔薇の花のように
星を眺めたあの日 戻ることが出来るなら…
こんな終焉が来ると 思いもしなかった
君の声がまた聞きたい 気だるそうな声を
麗らかな風を奏でて沈む影
薔薇の花に 彩られた少女は鳴り止まぬ 嘆きへと誘われ
籠の中で 一人泣いている
数え切れぬ痛みの全てを忘れないように
君の温もり感じたい
冷たい顔寄せて
か細い体に 沈む影
目を覚まして
私の愛しき人また会えたら
枯れたはずの涙も 頬を伝い
少女を包んで 白き肌を彩る一輪の薔薇の花のように微笑んで
愛している君の温もりが蘇るようで
おわり
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