戀
唄:kagrra,
細い畦道真綿を踏みゆけば
変わらぬ景色が吐息に臼暈けて
燻る煙が誘うあの場所に
佇む愛しい微笑み
あの日々の記憶そのままに
留まるこの胸に
隙間風吹く夜はあの笑顔浮き沈む
触れそうな指先もどかしく
悟られない様に
赤らめた横顔ふいに背けてみせた
淡いせせらぎ奏でる瀬の畔
しゃがんで見つけた四枚の白詰草
瞳合わせて交わした指切りに
貴方が零した泪一粒
過ぎ去りし季節手繰り寄せ
貴女に伝えたい
言葉にしてしまえば消えそうなこの想い
さよならさえも告げぬままに
霧に霞む姿は
今も尚心に溢れあの時のまま
今も???今も??