錆び付いた心、音もない世界、
何を見てるの?
またねを言える顔を探すよ
それを繰り返すだけ
気付けばそこには
ひとりきりで泣く後ろ姿
辛いような、
寂しいような、場所。
手を繋いでいたいんだ
何度目の気持ちだろう
ここにある温もりは
間違いでも構わない、傍にいること
涙の音、ため息の色
今、確かめる現在地
冗談みたいな毎日
見たい、見たい、未来
強がりの声も掠れたな、と
夢に落ちるの
抱えた膝、目を落とすと
すぐに崩れてしまいそうで
このまま、このまま
ふたりきり駆け込む遠い出口、
まだ、期待しているの。さあ
笑って見つめ合うんだ。
単純で無邪気な顔、
くしゃくしゃの思い抱いて
迷い込んだ場所さえ優しすぎて
何度でも名前を呼ぶよ
不確かな未来でも
離せないもの、思うだけ心が痛いよ
ここにいるよ
帰る場所はここだよ?
いつだって変わらない
思いを残すの。