きまぐれな九月(くがつ)の雨(あめ)に
白(しろ)い傘(かさ)の少女(しょうじょ)がすれ違(ちが)う
探(さが)してた 二人(ふたり)の行方(ゆくえ)
今(いま)はまだ 知(し)りたくない
あなたの揺(ゆ)りかごの中(なか) そっと眠(ねむ)りたい
心(こころ)に秘(ひ)めた涙(なみだ)忘(わす)れ
もう少(すこ)し あと少(すこ)し 愛(あい)されたい
いけない恋(こい)と知(し)っても
もう少(すこ)し あなたのこと 困(こま)らせたい
この愛(あい)止(と)められない
想(おも)い出(で)の神戸(こうべ)の街(まち)で
あなたへの手紙(てがみ)したためています
忘(わす)れようと 何度(なんど)もしたわ
その方(ほう)が楽(らく)になれる
追伸(ついしん):あなたの生(う)まれた家(いえ)を見(み)てきました
なんだか 切(せつ)なくて懐(なつ)かしかった…
もう少(すこ)し あと少(すこ)し そばにいたい
叶(かな)わぬ夢(ゆめ)と知(し)っても
そう少(すこ)し あの女性(ひと)より 出逢(であ)う時(とき)が
遅(おそ)すぎただけなの