• Title:黒の予言书
  • Artist:Sound Horizon
  • Album:Chronicle 2nd
  • KaraokeRate:1★
  • Languages:
  • Remark:
  • Uploador:
  • TXT Lyric:

    Please use powerful AutoLyric software to search and download the synchronous LRC lyrics automatically.

    幻想物語組曲──Chronicle世界
    それは…歴史を辿る少女と世界の物語

    詠いたい詩があるんだ… 辿りたい途があるんだ…
    守りたい丘があるんだ… 誇りたい薔薇があるんだ…
    収めたい戦いがあるんだ… 聴かせたい歌があるんだ…
    語りたい航海があるんだ… 掲げたい右腕があるんだ…

    どんな時でもボクらは諦めない 歴史の彼方 近くて遠いソラ
    キミとの約束 受け継がれる想い 終わらないボクらの系譜(Chronicle)

    「<黒の神子>(ルキア)よ、私は悲しい!
    君ならば書の真理が理解できると思っていたのだがねぇ…
    まぁ、良い…歴史を変えられると思い上がっているのなら、
    いつでもかかって御出でなさい…」

    <黒の予言書>(Black Chronicle)

    物心付いた時 母は既に居なかった
    仄かな哀しみは 優しい子守唄…

    (ボクらの道はどこまでも往けそう)
    生まれてくる前に 父も既に居なかった
    確かな憎しみは 激しい恋心…

    (何処で見つかる何を裏切る)
    違う星を抱いて 生まれてきた僕らも現在は
    同じ空に抱かれてる それなのに…それなのに…

    あの頃僕らが夢見てた 未来へ駆ける白馬を
    追いかける影があることも 知らなかった僕らを乗せて
    疾って行くよ 予言された<終焉>へと──

    <黒の予言書>(Black Chronicle)

    <黒の予言書>(Black Chronicle)それは「存在してはならない書物」
    とある予言書崇拝(カルト)教団の施設より押収された
    全二十四巻から成る黒い表紙の古書

    そこに記されていたのは 有史以来の数多の記録
    ある種の整合性を持つ 歴然とした年代記
    それを史実と認めるならば
    我らの肯定してきた歴史とは何なのだろうか?

    書の記述は未来にまで及び 一つの相違(しゅし)に
    複数の学説(は)を芽吹かせ 蟲惑の論争(はな)を咲かせる
    その最大の論点は 近い未来(さき)この世界が
    終焉を迎えるという<史実>…

    何処までが味方で何処からが敵だ そこを見誤ると歴史に屠られる
    各々で勝手に境界線を敷いている 白地図に刻むは争いの軌跡だ
    嗚呼…狭い…ここは何て狭い世界だ──
    ジャスティス

    敵は全部殺すんだ… 盟友よそれで一時安心だ…
    (幸セカイ? 嗚呼…シアワ世界? 死逢ワ世界? ソレデ…幸セカイ?)
    けれど味方も敵になるんだ… ならば先手打って殺すんだ…
    (幸セカイ? 嗚呼…シアワ世界? 死遭ワ世界? ホント…幸セカイ?)
    しかし敵は無くならないんだ… だから怯えながら暮らすんだ…
    (幸セカイ? 嗚呼…シアワ世界? 死逢ワ世界? ソレデ…幸セカイ?)
    だけどそれを繰り返すだけだ… それが幸せを掴む道だ…
    (幸セカイ? 嗚呼…シアワ世界? 幸セヲ掴ム途ダ…)

    「間違ってる!そんな論理は、間違ってるんだ!」
    この世界を 売ろうとしてる 奴らがいるんだ
    「気づくべきだ!気づいたなら、戦うべきだ!」
    たった一羽 時風に向かう 白鴉のように

    あの頃僕らが 夢見てた未来へ託した地図を
    描き換える影が 在ることも 知らなかった僕らを越えて
    疾って往こう 予言にない<ハジマリ>へと──
    <黒の予言書>(Black Chronicle)

    物心付いた時 母は既に居なかった…
    病死だと告げたのは
    孤児である僕を引き取り養育した組織だった
    組織には似たような奴らが何人も居た
    やがて組織に疑問を抱いたボクらは 組織から逃亡した──